Autumn Camp 2008開催報告 - チーム順位
今回のAutumn Camp 2008は現状分析をしっかりと根拠を固めて行い、そこから最終的な解決策を導き出せたチームが上位に食い込んでいきました。点数自体にはどのチームにも大きな差はなく、プレゼンテーション練習にどれだけ取り組んだかで順位が分かれた部分もありました。今回のテーマ課題・チーム順位は以下の通りです。
Autumn Camp 2008で取り組んでいただいたテーマ課題は下記の3つからの選択でした。
- 1.セガサミーホールディングスの不振脱却戦略
- 2.ユニチャームペットケアの成長戦略
- 3.バルスの新規事業立案
1位 Make inチーム (リーダー:井原真吾さん) 276点/500点



(左から、藪さん・宗村さん・井原さん・小西さん・川添さん)
セガサミーホールディングスの不振脱却に取り組んだMake inチームは、現状分析をしっかりと行ったうえでそれを提案に結びつけられていました。セガサミーのアミューズメント施設事業の低迷原因を若者向けをターゲットに事業を進めてきたことと結論付け、成長市場であるファミリー向けをターゲットに施設のエデュテイメント化を進めるべきという提案を行いました。質疑応答時に的確な返答を行うなどプレゼンテーション面で特に他チームを上回り、評価を受けたことが勝因でした。惜しかったのは打ち手の具体性が弱い点で、具体的に何をどのように行っていけば、いつまでにどの程度のインパクトが生まれるかというところがもっと現実的であれば更に高い評価を得られたと思います。優勝おめでとう!!
2位 Yes we can ! チーム (リーダー:小泉正剛さん) 258点/500点



(前列、小泉さん 後列左から、後藤さん・加藤さん・中村さん・神野さん)
バルスの新規事業提案に取り組んだYes we can ! チームは、機能面重視のカー用品市場へ女性向けのデザイン重視の製品を投入するという提案でした。女性向けカー用品市場という市場の隙間の発見と、そこにFranc francのデザイン・ブランド力で競合に打ち勝てるという提案の合理性が評価され、2位という結果となりました。惜しかった点としては、提案の数値的な裏付けや具体性が欠けていた点で、市場規模や、実際どの程度利益が見込めるかなどの提案まで踏み込めていればより評価は高まったでしょう。準優勝おめでとうございます!
3位 チーム同棲 (リーダー:長瀬健さん) 239点/500点



(左から、清水さん・長瀬さん・橘さん・田辺さん・袋井さん)
今回唯一、ユニチャームペットケアの成長戦略に取り組んだチーム同棲は、ペットフードの安全性に消費者ニーズがあることに着眼し、ペットの糞を回収・分析して、各ペットにとって最適なペットフードを販売する「うんちコンサルティング」という独創的な提案を行いました。その提案の明確性・独創性が評価され、3位という結果になりました。惜しかった点としては、現状分析で提示した「安全性」というニーズの深掘りができていない点や、コスト面での検証が行われていない点などで、アイディア偏重な印象を与えてしまいました。そこをきちんと提示できていれば論理性や実現可能性が高まり、より上位に進出できたでしょう。3位おめでとうございます!
4位 Θ(シータ)チーム (リーダー:諸田滋子さん) 234点/500点



(左から、日野田さん・森川さん・諸田さん・萬喜さん・重江さん・西村さん)
バルスの新規事業提案に取り組んだΘ(シータ)チームは、Franc francのデザイン・ブランド力を活かして結婚披露宴の空間プロデュースや引き出物などの結婚式関連事業に進出するという提案を行いました。既存ブランドの強みを活かせるターゲットを選択し、事業提案した点は評価されましたが、一方、どのようにしてウェディング市場に食い込んでいくのか、競合に対する強みなど、打ち手の具体性が提示されなかった点が響き、4位という結果になりました。提案された社長の視点に立ち、具体的な提案を行うようにしてくださいね。ぜひまたチャレンジしてください!
5位 Bumbusチーム (リーダー:竹中友哉さん) 209点/500点



(左から、藤澤さん・竹中さん・藤川さん・ ・中井さん)
セガサミーホールディングスの不振脱却に取り組んだBumbsチームは、現在の若者向けアミューズメント施設から、ファミリーをターゲットにし、安全・安心をコンセプトにしたショッピングセンター併設型施設への移行を提案しました。ゲーム料金の一括前払い化や、監視係員の増員など、利用シーンを非常に具体的にイメージできる打ち手が評価されましたが、既に空きの少ないショッピングセンター併設型施設にどう切り込むかの具体策に欠けていた点や、質疑応答時に受け答えのズレなどがあり、評価を下げてしまいました。ぜひ次回はプレゼンテーションの準備を入念に行って、またチャレンジしてくださいね!
6位 Smile to Smileチーム (リーダー:宋浩典さん) 194点/500点



(前列左から、宋さん・宮坂さん 後列左から、永田さん・中原さん・藤本さん・藤木さん)
バルスの新規事業提案に取り組んだSmile to Smileチームは、ウェディング業界で成長するハウスウェディング市場に着眼し、ウェディングプロデュース事業に参入することを提案しました。Θ(シータ)チーム同様、既存ブランドの強みを活かせるターゲット設定を行い事業提案した点は評価されましたが、参入するハウスウェディング市場の分析や売上予測の粗さが質疑応答時に指摘された点や、異業種にどうやって参入し事業展開するのかの検討が甘かった点から、現実的な提案と認められずこの順位となりました。実行することを念頭に置いて、より丁寧に検証して提案してくださいね。ぜひまたチャレンジしてください!
7位 Ginチーム (リーダー:大久保文人さん) 158点/500点



(前列左から、西谷さん・大島さん 後列左から、柿沼さん・大久保さん・井口さん・藤原さん・島田さん)
セガサミーホールディングスの不振脱却に取り組んだGinチームは、郊外型店舗の立て直しが必要であることを指摘し、企画・運営方針の見直しが必要であると結論づけました。「ゲームセンターでしか得られない経験」を創出することが必要という発表でしたが、そのための具体的な打ち手が検討されておらず、打ち手の評価が全くできなかった点がこの順位となってしまった一番の要因です。課題に対する解決策を提案することがチームワークのゴールですので、そこに到達することを強く意識して取り組んでくださいね。ぜひまたチャレンジしてください!



