Winter Camp 2009 開催報告 - チーム順位
今回のWinter Camp 2009はアイデアで勝負するチームと論理の深さで勝負するチームと大きく二つに分かれました。自分達のチームがどちら寄りなのかを理解し、得意な部分にしっかりと時間を使ってきたチームがが上位に食い込んでいきました。単に形式通りのプロジェクトマネジメントに沿うだけでなく、「自分達のチームのリソース」という制約条件をいかにマネジメントすべきか、今回のCampを見て、改めて感じさせられました。今回のテーマ課題・チーム順位は以下の通りです。
Winter Camp 2009で取り組んでいただいたテーマ課題は下記の3つからの選択でした。
- 1.パナソニックの「環境」ビジネス
- 2.ロックフィールドの成長戦略
- 3.CCCの新規事業
1位 むーでぃーず (リーダー:井原 真吾さん) 440点/750点



(前列左から一寸木さん・宮坂さん・井原さん・大畑さん。後列左から太田さん・鈴木さん) ロックフィールドの成長戦略に取り組んだ「むーでぃーず」は、健康デザートを新投入するという提案を行いました。既存事業とシナジーが高いプランであり、かつ立地に則した提案であったことが評価され、見事優勝に輝きました。さらに実行プランに磨きがかかれば、さらに点数が伸びたことでしょう。優勝おめでとう!
2位 打倒貴族!! (リーダー:長瀬 健さん) 295点/750点



(左から、池村さん・片田さん・坂和さん・吉田さん・田中さん・長瀬さん) CCCの新規事業に取り組んだ「打倒貴族!!」は、オンリーワンアドバタイズというコンセプトを打ち出し、個人向けの広告ビジネスを開始するという提案を行いました。シンプルで明確性の高いビジネスモデルと、個人情報というセンシティブな要素を扱うための前提条件をきちんと調べて提案した点が評価され、見事2位に輝きました。ただなぜ顧客が使いたいと思うのか、ビジネスモデルの中でのステークホルダーのニーズ深堀りが甘かった点が、点数が伸びなかった要因です。2位おめでとう!
3位 こんにちワーカーズ (リーダー:益満さん) 286点/750点



(左から、益満さん・重江さん・長土居さん・林さん・有川さん・佐藤さん) CCCの新規事業に取り組んだ「こんにちワーカーズ」は、小規模店舗向けにTポイントのシステムを導入する、という提案を行いました。現状分析を営業戦略のレベルまで深く分析し、かつ打ち手をきちんとモデル化して整理・評価した点が評価されました。ただし実際の営業がキーポイントとなるプランにおいて、その実行プランや顧客ニーズを十分に提示できなかった点が点数が伸びず3位となった要因です。もう少しこの打ち手に早く辿り着けていれば、もっと最後の詰めで点数を伸ばせた事でしょう。3位おめでとう!
4位 ワンダ (リーダー:川合 達哉さん) 285点/750点



(左から、川合さん・深山さん・大久保さん・吉野さん・神野さん) ロックフィールドの成長戦略立案に取り組んだ「ワンダ」は、料理教室の開催する、という提案を行いました。既存事業とのシナジーを意識しながら、新規性のある事業に取り組んだ点は評価されます。しかしなぜロックフィールドが料理教室をすべきなのか、競合に勝てるのか、実際に収益があがる、という点への検証が甘かったことが惜しくも4位となった要因です。知名度が高ければビジネスが上手く行く訳ではない、ということはきちんと押さえてくださいね。ぜひまたチャレンジしてください。
5位 チーム2 (リーダー:田中 勝利さん) 282点/750点



(左から、池田さん・能美さん・網野さん・田中さん・渡部さん・右田さん) ロックフィールドの成長戦略立案に取り組んだ「チーム2」は、弁当の移動販売をする、という提案を行いました。前半の分析は高く評価されましたが、法律の要素や既存事業とのカニバリゼーション(食い合い)などの実行面の考慮が薄かったことが5位となった要因です。アイデアとリアルビジネスの差、難しさを感じたことと思いますが、ぜひその悔しさをバネに再びチャレンジして欲しいと思います。2泊3日お疲れ様でした。
6位 めがね=B (リーダー:森本 芝さん) 260点/750点



(前列左から、田辺さん・太田さん・平野さん・森本さん・遠藤さん・長谷川さん) パナソニックの「環境」ビジネスに取り組んだ「めがね=B」は、欧州においてハイブリッド車にリチウム電池の導入する、という提案を行いました。パナソニックの掲げるビジョンをきちんと把握した上でプランニングに臨んだことは良い視点でした。しかし既存の「戦略」との違いが分からなかった点、並びに「市場シェアが1位=強み」と簡単に飛び付いてしまったことが点数が伸びなかった要因です。一見最もらしく聞こえますが、リアルビジネスではもう一歩深いレベルでの検討が求められます。市場とはあくまで統計上の数値であって、全く違う市場に代替品が存在するかもしれません。より様々な視点から検討することを課題にしてください。2泊3日お疲れ様でした。
7位 チームリベンジ (リーダー:池田 純平さん) 220点/750点



(左から、栗林さん・荒谷さん・秋田さん・安藤さん・池田さん) CCCの新規事業に取り組んだ「チームリベンジ」は、TSUTAYAの店舗で映画チケットを販売する、という提案を行いました。実際にどの店舗に導入可能なのか、また既存のDVDレンタル・販売への影響はどうなのか、十分な論証がなかった印象を受けてしまったことが、この順位となった一番の要因です。会社とは複数の事業が相互に影響し合って成り立っています。常に既存事業との兼ね合いを考えることを忘れないでください。2泊3日間お疲れ様でした。



