Winter Camp 2008 開催報告 - チーム順位
今回のWinter Camp 2008は中間発表から大きくプレゼンの方向が変わるチームが多く見られました。そんな中で、最初からきちんとCampのゴールをイメージし、できる限り方向修正の少ないチーム運営をしたチームが上位に食い込んでいきました。いかにプロジェクトマネジメントが成果に影響を与えるか、今回のCampを見て、改めて感じさせられました。今回のテーマ課題・チーム順位は以下の通りです。
Winter Camp 2008で取り組んでいただいたテーマ課題は下記の3つからの選択でした。
- 1.ライトオンの業績向上
- 2.Edyの成長戦略
- 3.一休の新規事業提案
1位 ナンデトンガ。チーム (リーダー:益満寛志さん) 511点/550点



(後列左から、馬場さん・小田さん・坂本さん・小林さん・麻生さん 前列に益満さん)
今回Edyの課題解決に取り組んだナンデトンガ。チームは、提案に必要な情報をしっかりとまとめ上げられていた上に、プレゼンにおける資料の使い方や説明などプレゼンテーション全体の出来具合が素晴らしかった点が評価されました。発想がプロダクトアウトであったことから、将来や市場動向についてより具体的に考えることができれば、より高い評価が得られたでしょう。優勝おめでとう!!
2位 チームだんしゃく (リーダー:井原真吾さん) 465点/550点



(左から、小牟田さん・中澤さん・小山さん・梅田さん・井原さん)
一休の課題に取り組んだこのチームは、必要な達成目標額は1億円の営業利益、とビジネス規模のターゲットを決めてから、提案に望んだ点が印象的でした。ユーザーがどういう思いで一休を使っているのか、という定性的な分析をベースに自分たちの提案するサービスがマッチする、というシンプルかつ強力なロジックがあったこと、現状でも実現され得ることをより低コストで行うという実現性可能性の高さ、が準優勝となった理由です。このビジネスプランニング力をベースとして、インパクトのあるアイデアを生む発想力を鍛えれば、非常に高レベルのプレゼンが完成します。頑張ってください。 準優勝おめでとう!
3位 チームどM (リーダー:米澤元彦さん) 463点/550点


(左から、松本さん・前田さん・飯田さん・白土さん・米澤さん・野崎さん)
一休の課題に取り組んだこのチームは、ユーザー自身と一休の実際の事業それぞれを良く見て提案した点、また質問への対応が的確で綺麗にまとまった説明ができていた点が評価されました。着眼点は良かったのですが、ユーザーのニーズについての説得力が弱かったため、納得させる材料を揃えられるとより優れたプレゼンテーションとなったでしょう。3位おめでとう!
4位 チームバチスタ (リーダー:薄井仁郎さん) 457点/550点



(左から、河原さん・薄井さん・鈴木さん・大角さん・河辺さん)
このチームは一休の新規事業として、福利厚生サービスの展開を提案しました。既存のBtoCビジネスの強みを使ってBtoBマーケットに出て行く、というシンプルな方向性は分かりやすかった一方で、新規事業特有のリスクの計算やビジネス展開の困難さを十分に考えきれなかったことが、おしくも4位となった要因です。しかしこのチームの皆さんはビジネスの経験を積めば、大きく羽ばたくだけの潜在力を持っています。ぜひまたチャレンジしてください。
5位 東京タイガースチーム (リーダー:森本芝さん) 399点/550点



(左から、真鍋さん・秦さん・森本さん・荒川さん・高橋さん)
このチームはEdyと地域通貨を組み合わせる、という非常に斬新な提案をしてくれました。ビジネスプランニングだからといって、考えるプレイヤーを民間だけに限らないという思考の柔軟性にはスタッフ一同関心させられました。しかしその一方で、各プレイヤーにメリットが本当にどれくらいあるのか、という点の深堀りが足りなかった事がこの順位の要因です。柔軟な発想と共に、あえてその発想を否定的な目で見てみる、という仮説検証の意識を持つとより良いビジネスプランが作れるでしょう。2泊3日お疲れ様でした。
6位 SEVEN STARSチーム (リーダー:鈴木北斗さん) 376点/550点



(前列左から、福田さん・小渕さん・後藤さん、後列左から鈴木さん・金子さん・京谷さん)
このチームはEdyを使った携帯アプリゲームを提案しました。ゲーム自体は非常に面白く、使用イメージもプレゼンテーションから十分に伝わるものでした。ただ、顧客に提供した価値をどうやって会社の収益に換金するか、という点の深堀りがなかったために「面白いけどビジネスとしては」という評価になってしまいました。現実のビジネスの世界でも面白いアイデアはたくさんありますが、その中で事業として成立するのはごく一部です。次回はそのリアリティもしっかりと考えてもらえればと思います。2泊3日お疲れ様でした。
7位 チーム春巻 (リーダー:春尾卓哉さん) 372点/550点



(左から、古志さん・福井さん・春尾さん・石橋さん・伊藤さん・西村さん)
このチームはライトオンの課題に取り組み、「ジーンズコンテストの開催」という提案をしました。キャッチーな提案タイトルとしっかりとした現状分析の両方がありましたが、残念ながらその間を繋ぐロジックが弱く、提案がアイデアベースである感覚をぬぐえなかったことが、この順位となった一番の要因です。単なる現状分析だけでなく、その背景にある真の「課題」の発見に焦点を当てることを意識すると、一気に提案の質が上がります。頑張ってください。2泊3日間お疲れ様でした。
8位 ちーむそのまんまあずま (リーダー:東 喜三郎さん) 347点/550点



(前列左から、島田さん・手島さん・天野さん、後列左から宮川さん・小林さん・東さん)
このチームは一休の新規事業として、ネットショッピングの提案を行いました。一休の現状持っているコンテンツ・強みに立脚した提案だったため、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。ただし現状に引きずられてしまったため、経営層を動かす必要がある「提案」という点ではインパクトが弱くなってしまいました。提案は人に何かしらの意思決定をしてもらうものだ、という意識を強く持てばより良いビジネスプランニングができるようになるでしょう。頑張ってください。2泊3日お疲れ様でした。
9位 チーム内臓系 (リーダー:高田怜さん) 336点/550点



(左から、間橋さん、高田さん、関さん、藤原さん、棚橋さん、一澤さん、松本さん)
このチームはライトオンの課題に取り組み、「オーダーメイドジーンズへの特化」という提案を行いました。アパレル事業の軸に沿った現状分析や売上や客単価を新規店と既存店で分けて分析するなど、分析力には秀でたものがありました。ただし打ち手の検討に時間が残らず、オーダーメイドジーンズという事業を推進するためにどうすれば良いか、という具体イメージを詰め切れなかったことがこの順位となった要因です。プロジェクトマネジメント力が付けば、各個人の高い能力がより活きるようになると思います。頑張ってください。2泊3日お疲れ様でした。
10位 関西キャンディーズ (リーダー:澤岡 篤志さん)316点/550点



(左から、山口さん、今村さん、澤岡さん、金森さん、神野さん)
このチームは一休の課題に取り組み、富裕層が趣味を満喫できる施設の仲介サービスを提案しました。2日目の深夜までなかなかプランが決まらない中、最後まで明るく・楽しく・雰囲気良くチーム作業を行い、最終プレゼンまでこぎつけた粘りは素晴らしかったです。次回は自分たちが楽しいだけの提案ではなく、聞き手が納得する「具体性」をテーマにプランニングを進めてもらいたいと思います。2泊3日お疲れ様でした。



