AutumnCamp2007結果報告 - チーム順位
今回のAutumn Camp 2007は最後まで諦めずに戦ったチームが、途中経過に関わらず、やはり上位に食い込んでいきました。最後まで妥協せず、どれだけ追求しきれるかが、成果の大きさを左右するKFS(Key Factor for Success)だと、今回のCampを見て、改めて感じさせられました。今回のテーマ課題・チーム順位は以下の通りです。
Autumn Camp 2007で取り組んでいただいたテーマ課題は下記の3つからの選択でした。
- 1.ミクシィの新サービスの提案
- 2.テイクアンドギヴ・ニーズの成長戦略
- 3.紀伊國屋書店の業績向上
1位 President.Kチーム (リーダー:小渕亮兵さん) 337点/550点



(左から、小渕さん・高山さん・大澤さん・植山さん)
今回唯一テイクアンドギヴニーズ社の課題解決に取り組んだPresident.Kチームは、現状分析をしっかりと行い、T&Gの抱える課題を明確に絞り込んで提示した点が高く評価されました。惜しかったのは、それに対する具体策にインパクトがなかったことで、現地調査やインタビューを更に行い、そこから光るアイデアを1つでも導き出せていれば、更に高い評価を得られたと思います。メンバー4人中3人がキャンプ経験者で、2泊3日のスケジュールを無駄のないようにマネジメントし、堂々の先行逃げ切りを果たしたことが、一番の勝因だったと言えるでしょう。優勝おめでとう!!
2位 マリオネットチーム (リーダー:北林康弘さん) 299点/550点



(左から、今村さん・阿部さん・北林さん・大久保さん・井上さん・石井さん)
このチームは分析力が非常に高いチームでした。客観的データに基づいて「市場全体の売上は減少し続けているが、上位5社の売上は横ばい、売上が減っているのは小規模な本屋である」、そして、「アマゾンを筆頭にECが成長しているのは、購入する商品が決まっている人がECに流れたのであり、これにより影響を受けたのは大半が小規模店舗である」、という仮説を導き出した点は非常に評価が高く、プレゼン資料の内容も非常にわかりやすかったです。惜しかったのは、提案として具体的な解決策まで(敢えて)提示しなかった点です。今回提示しなければならないのは、「分析結果」ではなく「具体的提案」であり、提案としては最後まで行き着いていないとの評価で、惜しくも二位となりました。しかし、その分析の的確さ・明快さは、抜きん出ていました。準優勝おめでとう!
3位 爆弾ガールズチーム (リーダー:西村慶子さん) 262点/550点



(左から、西村さん・戸松さん・鈴木さん・梅川さん・後藤(智)さん・吉坂さん)
唯一mixiの課題に取り組んだ爆弾ガールズチームは、最終日の早朝までどのような内容で提案しようかということを悩んでいたチームですが、最後の最後まで粘り強くチーム一丸となって考え抜き、中期経営計画とリンクさせ、リスク分散という観点からEC事業への進出を提案しました。最も評価が高かったのは、聞き手が知りたいポイントが聞きたい順に押さえられていたプレゼンテーションでしょう。誰にでもわかりやすく、Q&Aでも受け答えもしっかりできていた点も更に評価され、見事3位となりました。おめでとう!
4位 西海岸チーム (リーダー:潮平龍郎さん) 254点/550点



(左から、神野さん・山本さん・潮平さん・福田さん・木曽さん・伊東さん)
西海岸チームは3日間を通じ、安定してチームの雰囲気が良かったチームでした。紀伊國屋書店の業績向上の提案として、Amazonと競合する本屋ビジネスには手をつけず、市場拡大しつつある大学図書館のシステム導入事業を踏まえたアウトソーシングへのシフトを提案した点は、他チームにない視点と、ソリューションの具体性があり、高い評価を得ました。ただ、あくまで仮説止まりで根拠となるデータを明確に示せなかった点と、Q&Aの受け答えの内容で、施策展開における不安を幾つか残してしまったのがこの順位となってしまった要因でしょう。ぜひまたCampに挑戦しにきてください!
5位 フラットFIVEチーム (リーダー:中嶋友洋さん) 238点/550点



(左から、中嶋さん・村山さん・後藤(彩)さん・小林さん・池田さん)
フラットFIVEチームは5人中リーダー立候補者が4人という個性的なチームでした。紀伊國屋書店に対する提案として、紀伊國屋を訪れる顧客を分析し、なんとなく本を見ようと立ち寄ったお客(かなり大きなボリューム)を逃している、という仮説から、取りこぼしを防ぎ、売上をあげるためのコンシュルジュサービスを提供するという提案でした。意図と内容はプレゼンテーションの中で十分に伝わったのですが、今までの案内サービスとの明確な違い、数値的な根拠やコストに見合ったリターンが得られるのかなど、当初の分析とプランの組み合わせに疑問が生じ、この順位となりました。ぜひまたCampに挑戦しにきてください!
6位 大気圏突入チーム (リーダー:宗永雅樹さん) 180点/550点



(左から、宗永さん・吉野さん・能見さん・佐々木さん・小牟田さん)
大気圏突入チームは、成果物の質を追求し、個々人の妥協しない姿勢が表れていました。紀伊國屋書店の業績向上提案として、Amazon利用や本離れが進む若者を逆にターゲットとし、大学生向けの出版支援サービス「紀伊國屋文庫」を立ち上げ、単なる本の販売から出版機能を持った一気通貫の書店になるという提案でした。プレゼンテーションの準備時間が少なかったためか、出版支援が具体的に成り立つのか、それをやる事での既存出版社との関係悪化などのデメリットなどの詰めの部分で、誰もが納得のいく説明とまで持ち込めず、論理性・実現可能性に疑問点が残ってしまったことからこの順位となりました。ぜひまたCampに挑戦しにきてください!



