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「あいまい」は「無責任」のあらわれ

2007年6月16日 by スタッフ   

 スタッフ

あなたは、自分の意見をはっきりと言い切る人だろうか?、それとも「で、結局あなたの意見はどっちなの?」と聞き返したくなるようなあいまいな言い方をする人だろうか?仕事の仕方も、一つ一つきっちりと進めて行く方だろうか?、それとも期限も決めずただ漫然と進めていく人だろうか?
もしあなたが後者の人なら、要注意である。なぜなら、あなたは無意識の内にものごとを曖昧に進めていく癖がついてしまっている人だからである。無意識の内にものごとを曖昧にする癖がついてしまっている人は、意外に多い。この曖昧さについて警笛を鳴らしたい。


【会社の会議には曖昧さがあふれている】
みなさんの会社の会議では、必ず最後に、その打合せで決まったこと、決まってないこと、次にやるべきことが明確にされ、かつ、それらを全員が確認した上で会議が終了するだろうか?
おそらく、みなさんの会社の会議の多くは、そうではないだろう。会議の議題も明確でないまま何となく会議が始まり、業務の進め方の問題点の話をしていたと思ったら、誰と誰が仲が悪くて困るといったような人間関係の話になり、組織み明確なビジョンが無いことに対する不平不満の話になったりと、論点があちらこちらに飛んで、気がつけばダラダラと2時間3時間と時間が経ち、時間も時間だからもうそろそろ会議を終わろうか。。。といったところではないだろうか?そして必ずと言っていいほど、その会議で何が決まって、何が決まらなくて、次に何を進めていくべきかを明確にしていないはずだ。
 
物事を進めていくためには、「いつまでに」、「誰が」、「何を」、「どのように」行うか、いわゆる5W1Hを明確にし、それを確実に実行していくことが必要不可欠である。そんなことは、どの本を読んでも書いてあるし、みなさんも当然のこととして頭の中に入っているはずである。にもかかわらず、自分で実際に出来ている人はほぼ皆無と言っても過言ではない。上記の会議が良い例である。
 
【曖昧さのウラに見え隠れする無責任さ】
上記は一体なぜだろうか?それは、我々自身の「無責任さ」に原因があると考えている。要は、「ものごとを曖昧のままにしておきたい」という無意識な心理のウラには、「自分が責任を負いたくない」という無責任な心理が働いているのである。考えてみれば分かるはずである。ものごとの問題点や批判をするのは簡単だが、「じゃあそれを誰が、どうやって解決する?」と具体的な議論になれば、必ず誰かがその問題を解決することに責任を負い、具体的に行動しなければならなくなる。そうなれば、具体的に行動しなかった場合は、その人が批判されるであろうし、かつ、行動したにも関わらず結果が出なかった場合も、同じく批判される可能性がある。要は、議論を具体的にしたことによって、責任の所在が明確化し、誰かが確実にその責任を負うことになるのである。そして、その「誰か」が自分になる可能性がもちろん発生するわけである。だから、会社の会議は誰もがそれを恐れて、互いが互いを牽制し合って、誰かが責任を負わされるくらいなら、誰も責任を負わない状態のままでうやむやにしてその場をやり過ごそうという心理が働くのである。結果、会議は曖昧なまま終わるというわけだ。
 
しかし、そんなスタンスでは物事は何も進まないし、何かを達成することも決してできはしない。会社で物事が進んでいかないのは、そのような無責任な姿勢が蔓延してしまっているからである。
 
【曖昧は敵だ】
このことは、会議に限らず、商談でもプロジェクト運営でも、何かを進めていく、物事を成し遂げていく上でも、常に言えることである。みなさんは仕事をする時、「いつまでに何をする」ということを明確にして進める習慣を身につけているだろうか? 私は、営業に行ってお客さんからの商談をした際、かならず、次のアクションを必ず明確にすることを心がけている。「○日までに見積を持ってきます」とか、「技術に確認して、2,3日中に回答します」とか。また、人からものを頼まれた時も、「これって、○日まで時間をもらって良いですか?」とか、「いつまでに必要ですか?」と、必ず期日を明確にするようにしている。
 
上記はあくまで一例だが、いずれにしても、「具体的に明確にする」ということは、物事を推進していく上で必要不可欠なことである。逆に、「曖昧のまますませてしまう」ことは、一番危険である。今後みなさんも、会議する上でも、仕事を進める上でも、常にこのことを意識してことにあたってみて欲しい。責任を全うすることは、たいへんなこともあるだろうが、きっと充実感と達成感じながら仕事を積極的に推進することができるはずだ。
 
合言葉は、「曖昧は敵だ」 である。



◆著者紹介
三島 正寛 (みしま まさひろ)
総合電機メーカーにて営業企画を経験後、企画部門のあり方に限界を感じ、自ら志願して現場の営業に異動。新規商品の事業拡大・販路開拓の営業に従事。2年間で多大な実績を残し、事業拡大に大きく貢献する。
現在、FRIの副代表理事。FRIがNPO法人化する以前から組織の運営参画し、早4年になる。今後、ますますFRIという組織を拡大・成長させるために代表の清水とともに日々奮闘中。

 

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